ポラライト 3周年記念ワンマンをZepp DiverCityで開催。全19曲を披露【ライブレポート】

ポラライト
PHOTO:Kairi Murotani

ポラライトがにデビュー3周年の当日となる2024年9月11日(水)Zepp DiverCityで3周年ワンマンライブ『君と僕の約束』を開催した。

ライブの模様と当日発表された内容をまとめたオフィシャルライブレポートがIDOL REPORT .com編集部に到着したので掲載する。


この日の舞台となったZepp DiverCityのステージ中央には、城門をイメージしたセットが設置され、ステージ向かって左側にはオーロラのような幕が施されていた。照明を含めてキラキラとカラフルなセットがなんともポラライトらしさが出ていた。

後方まで集まったファンは開演の前から期待感に満ち溢れている。定刻になると開幕を告げるSEが流れる。ポラライトお馴染みのSEは、綺麗なピアノの旋律かつステージへの期待を煽るサウンド。メンバーは中央の城門から登場、観客からの声が響き渡った。メンバーは、ポイントでメンバーカラーが入りつつ、所々にチェック柄が入ったキュートなスカートスタイルの新衣装を身に纏っていた。

PHOTO:Kairi Murotani

この3周年記念ワンマンライブの1曲目にセレクトされたのは『僕らのポラライト』。美しいメロディーに合わせて、オーロラなどポラライトの意味を述べつつみんなの光になると述べる歌詞がとても心にグッとくる楽曲で、グループのアイデンティティをこの曲で説いていくよう。それぞれがステップを踏みながらフォーメーション移動して、流動的に歌い、踊る。サビの<あなたにあなたにあなたに伝えたい> <あなたにあなたにあなたに届けたい この想い>では、気持ちを一緒にするようにと、メンバーが観客へ指をさしていった。王道アイドルらしさ溢れるステージを魅せながら、早速、メンバーがファン全員と心を一つにしていった。

『一生消えない特別な今だけを』という歌詞のように恋の思いの募りを、キラキラとしながら手の振りで表現する『Love My Memories』、前へと進むように全員の心を奮い立たせるナンバー『blooming』、疾走感が溢れるメロディと、拳を胸に当てて誇らしく歌い上げる姿がとても心を打つ『キミとのストーリー』をファーストブロックでドロップしていった。
特に『キミとのストーリー』での落ちサビでは花井はるかが感極まり、涙しながら歌う姿がとても印象的だった。その後に歌い繋いだ福空ちほは見事に歌い切った。躍動的なパフォーマンスを続けていたことが全員の気合いの表れであることも感じた。どの楽曲でもラインダンス、フォーメーションダンスなど立体的になりながら、キラキラと踊っていたのも目に残った。

PHOTO:Kairi Murotani

最初のブロックを終えるとMCへ。自己紹介を行うと歓声がフロアより大きく響いていた。新衣装に触れたのち、この後のブロックでは様々な楽曲ジャンル群と華麗なパフォーマンスで、ポラライトの様々な顔を見せていく。

しっとりとした綺麗な歌声を奏でて始まった『コットンキャンディロマンス』では白照明が当たる中で、可愛さ全開にしつつ気持ちを込めて綺麗に歌い上げる。それに合わせて優しく踊っていくポラライト。このアクトでファンは7人に改めて見惚れている様子だった。甘くて淡いロマンスを楽曲・パフォーマンスへ存分に落とし込んでいた。 さらにしっとりと美麗な姿を見せて冬の綺麗さを体現し、最後に全員で大きなハートを作ったラブリーでうっとりさせる『シミラールックウィンター』、カラフルな照明が点灯、ピコピコ音を鳴らしながら一緒に振りをして盛り上がりに拍車をかけた『ねんねんころりベイベー』、”桜が散る前に思いを伝えなきゃ”と恋愛感情を歌とダンスを通して解き放つ『桜散る前に』、みんながノリノリになるくらいにテンションを上げるキャッチーソング『恋音バブリチュー』と続いた。

PHOTO:Kairi Murotani

そしてこのブロックを終えてMCを挟み、次の曲が新曲初披露であることを告げた。新曲は歌詞に注目して欲しいことと、「この7人ともっともっと成長して新たな道を切り拓きたいという強い想いが込められています!」と述べた。

新曲のタイトルは『NEO STORY』。ロック調のサウンドで決意と覚悟を十二分に示すキラーチューン。サビで<走り続ける どこまでも 追い越されぬように 「ここで生きるんだ」って僕らは誓った>とこれからのポラライトもずっと走り続けると意思表明するようだった。そんなパワフルな楽曲に対して、エネルギッシュに踊っていく。<壁を乗り越えて まだ見ぬ未来は僕らのNEO STORY>と強い気持ちで歌い、この楽曲を終えた。

その後のMCを挟みながら、本編も中盤へ

今の体制で初披露となった『ゆめもあくりあ』ではVの字のフォーメーションになったり、手を振ったりなどみんなが楽しんでいる様子が見られた。続く『シースルーバングに誘われて』では女の子が抱く恋愛中の心の内を見せられたら良いのに、ということを髪型のシースルーバンクで喩えたナンバーで、7人の可憐さを際立たせた。情熱と夏の暑さをクロスオーバーした歌詞が特徴の夏曲『夏の約束』ではパッションを身体に宿しながら未来への希望、約束という強いメッセージを説き続けた。数々の楽曲を投下して、ポラライトのライブの良さを際立たせると共にこの会場にいる全員を惹きつけていた。

PHOTO:Kairi Murotani

MCを挟み、本編も終盤ブロックへ。

『I My Me キミにめまい!』ではさらに7人全員が光彩を放つ。次の『向日葵ダイアリー』では想いを集約してパフォーマンスへと昇華させた。どちらも活力のあるアクトを展開。本編は、”現実は甘くないが努力で掴み取る”と歌唱とダンスで伝えながらクールな佇まいを見せた『リアル』で幕を閉じた。

すぐさまアンコールが起き、アンコール1曲目の『カレイドスコープ』のイントロが流れ始めてTシャツに着替えたメンバーが再登場。本編の勢いをそのままに、フロアにいるオーディエンスもメンバーノリノリでハイテンションだった。
MCで記念撮影やMCを述べたのち、ライブは最終盤へ。

1曲目で披露した『僕らのポラライト』を再披露。これまでの時間でより色濃くなった7人が放つ光が、オーロラのように麗しさを醸し出している感覚となった。全員が一丸になって7人それぞれの色、つまり色彩が混ざり合ってこれがポラライトの存在意義であると伝えるように歌い紡いでいった。

PHOTO:Kairi Murotani

そして最後は、青春感を存分に感じることができる『Saison Bleue』を爽やかに披露して、ポラライト3周年記念ワンマンライブ” 君と僕の約束”は幕を閉じた。

PHOTO:Kairi Murotani

最後に11月に新曲を発表、来年の春にツアーを開催することを発表。続報はポラライトの発表を待とう。

3周年記念ワンマンライブは大成功を収めた。このライブでは4年目のさらなる成長と躍進という決意をファンの”君”と、メンバーの”僕”と改めて約束しているようだった。これからも明るい未来に向かって走り続ける。これからのポラライトの新たな物語にも目が離せない。(TEXT:石山喜将)


ポラライト 3周年ワンマンLIVE『君と僕の約束』 セットリスト

SE
M1 僕らのポラライト
M2 Love My Memories
M3 blooming
M4 キミとのストーリー
M5 コットンキャンディロマンス
M6 シミラールックウィンター
M7 ねんねんころりベイベー
M8 桜散る前に
M9 恋音バブリチュー
M10 NEO STORY
M11 ゆめもあくりあ
M12 シースルーバングに誘われて
M13 夏の約束
M14 I My Me キミにめまい!
M15 向日葵ダイアリー
M16 リアル
ーアンコールー
Ec1 カレイドスコープ
Ec2 僕らのポラライト
Ec3 Saison Bleue

ポラライト official site:https://polalight-official.com/
ポラライト 公式Xアカウント:@polalight_info
茉白ゆけ Xアカウント:@Polalight_yuke
渡辺葵 Xアカウント:@Polalight_aoi
福空ちほ Xアカウント:@Polalight_chiho
桃瀬彩 Xアカウント:@Polalight_momo
花井はるか Xアカウント:@Polalight_haru
涼木りおな Xアカウント:@Polalight_riona
東雲あん Xアカウント:@Polalight_an

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