Palette Parade 『中野小陽生誕祭2025〜君とこはる日和〜』開催「1人でも多くの人をこはる日和にしちゃうよ〜！！」【メッセージあり】

「小春日和」の意味について、「文化庁広報誌　ぶんかる」のページによると『晩秋から初冬の頃の，穏やかで暖かな天気のことです。「春」という言葉が使われていますが，春の天候ではありません。』と説明が載っていた。筆者は冬の終わりから春の始めの温かい日のことと勘違いしていたのでこの歳になって一つ勉強になった。

ちなみに、中野小陽の生誕祭が行われた2025年1月4日（土）の東京都心の天気は晴れ。生誕祭開場時の12時の気温は8.2℃ということで、一般的にいう「小春日和」には程遠い状況だったが、白金高輪SELENE b2は暖かいを越えて熱い空間広がっていた。

今年初のPalette Parade生誕祭となった『中野小陽生誕祭2025〜君とこはる日和〜』終了後、中野小陽に話を聞いた。

変に意気込まずにいつも通りの「こはるらしさ」を

毎年生誕祭のトップバッター（現メンバーではある意味当然だが）を務める中野小陽。1年のPalette Parade始めが中野小陽の生誕祭というファンも多いため「新年最初の素敵な思い出になりますようにという思いを込めながらライブをしていました」と述べる一方で、「変に意気込まずにしていた」とも。「いつも通りのこはるらしさを意識しながら、見ている方にぽかぽかした幸せな気持ちを届けられた気がします。」と振り返っている。

今回の生誕祭については、「世界観にこだわった」と述べており、舞台装飾、生誕衣装、セトリからカバー曲、MCの内容のみならず、生誕前のSNSの投稿内容まで考えたものであることを明かてくれた。その中でも「福原遥さんの『キッチンはマイステージ』という曲を会場bgmで自分の声で取って頂いたものを流していたんですが、歌詞や雰囲気がこはるぽいなと思って、聞いている人がくすっと和やかな気持ちになってくれたらいいなと思ってこの曲を選んでみました」と注目して欲しかったポイントを挙げている。

冗談なしに『誇り高きアイドル』は100回は練習したんですけど…

カバー曲は例年よりも多い4曲を披露。その中でもソロで歌った『誇り高きアイドル』については、「初めて生誕祭をやった時から歌いたいなと思っていた」と満を持しての披露だったことだ。

では、何故このタイミングの披露だったのだろうか？「キーが高くて歌うのが難しくて諦めていた曲。だけど、アイドル4年目の今挑戦してみたいなと思って歌いました。自分の思うアイドル像や今までの色んな思い出や気持ちを込めて披露しました。」とその理由を述べてくれた。しかし、「ファンのみんなやメンバーは褒めてくれたんですが、本番で自分で思うように歌えなくて悔しかったです。」と悔しさを滲ませ、「機会があればリベンジしたい」とも語ってくれた。

前よりも少ししっかりしてきたんじゃないかな

1つ年齢を重ねることに必ずどこかに成長する部分があるものだ。

中野小陽は去年の自分と比べて「1番はメンタル面で成長できたかなと思っています。前よりも物事を広く捉えられるようになったなと感じているのと、何よりも去年よりもポジティブになりました！笑」とメンタル面の成長を挙げた。

具体的な部分については「昔の自分は今よりも内向的だったのと、物事を考えすぎてしまう性格で後ろ向きに考えてしまったりすることがあって。だけど最近はなんとかなる、考えても仕方がないと切り替えが上手くなりました。」と切り替えが上手くできるようになったためと分析。「ファンのみんなやメンバーにこはるの周りにお花畑が見える〜という風に言ってもらえることが多いんですが、よりお花畑に近づけている気がします、目指せお花畑です。」と自身もファンやメンバーがイメージに近づくように目指していると語ってくれた。

Palette Paradeとしては新メンバーの加入があり『先輩』になった中野小陽。しかし自身の役割については「あまり変わっていないなと感じている」と述べる一方で、「むしろ肩の力が抜けて自分らしさがより出てきたんじゃないかなと思っています」と違う自身の変化を感じているようだ。とはいえ、「新メンバーが入ってきてくれて、しっかりしなきゃという気持ちが出てきて、前よりも少ししっかりしてきたんじゃないかなと思っています、たぶん！笑」と先輩メンバーとして自覚も確実に芽生えているようだ。

ただ、「私はMCとかで話すのもあまり得意じゃないし、グループを積極的に引っ張るというよりもどちらかというと縁の下の力持ちの方が合っていると感じていて、私は周りのちょっとした変化に気づくのが得意だったりするので、グループやメンバーが落ち込んでいる時や、何かぶつかってしまった時に温かく包み込めたらいいなと思っています。」と自身を分析。
「ファンのみんなからあまり見えない部分かもしれないけど、ふわふわしてるね〜と言われがちですが、実はたくさん考えてるし、周りのこと見てるんですよ〜！笑」と冗談めいて話してくれており、「自分らしくこれからもグループに貢献できたらいいなと思っています。」と自分の役割を通じてグループに貢献したいとも述べていれた。

全然先輩ぽくないかも…！？って感じてきたので、今度ご飯を奢りたいと思います。

後輩ができたこととについては「自分が先輩だという感覚はあんまりなくて。3人はどう思ってくれているか分からないけど、こはるは友達だと思ってそのぐらいラフに接しています。」とも述べていた。

「もちろん、アドバイスや相談をされたら自分なりに一緒に考えるし、悩んでいるようなそぶりが見えたらどうやったらその子が前向きになれるか考えてみたりします。メンバーのことが大好きなので、みんなが幸せでいてくれたら嬉しいなといつも思いながら生活しています。」とグループ内での先輩の部分も垣間見せている。

新メンバーについては「逆にこはるが助けられている部分もたくさんあって入ってくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。」と単なる『後輩』ではなく、「3人ともそれぞれ個性があって、短期間で今の状態にもってきてくれたこと、とても難しいことだと思うのに本当にすごいなと尊敬しかないです。」と尊敬する部分があると語ってくれた。

そして、「色々思い返していたらこはるって全然先輩ぽくないかも…！？って感じてきたので、今度ご飯を奢りたいと思います。」と葵うたに続き、後輩にご飯を奢るという約束も表明してくれた。

『梅』『文章』『ファッションとコスメ』

新年特別企画のコメント「個人としても色んなお仕事ができるように頑張りたい」とあったので、もう少し具体的に今年1年どんなことがしてみたいかを聞いてみた。

「梅干しが大好きなので、梅関連のお仕事をもっとやってみたいです。」と1つ目は梅の仕事、「後は文章を書くことが好きなので、そういったお仕事もしてみたいです。」2つ目は文章の仕事、そして「ファッションやコスメのお仕事もやってみたいです」とファッションとコスメの仕事を挙げた。

梅の仕事については「今年の生誕でも大好きなミニストップの干し梅を井上食品さんから頂いて、ファンのみんなに配れたり、去年は長野県にある道の駅さんで小梅大使をやらせて頂いたりしてきたのでもっと梅のお仕事ができたら嬉しいなと思っています。」と去年に輪をかけて梅の仕事をしていきたいと希望を話してくれた。

文章の仕事については、「私は話すことよりも文章を書く方が自分の思いを上手に表現することができると思ったのと、言葉を考えて紡いでいく感覚がとても好きなのでぜひお仕事に繋がったら嬉しいなと思います。」と自身の得意な文章表現を仕事につなげていきたいと希望を語った。

最後のファッションとコスメについては「デビューした時から言っているので、今年こそはやれるように頑張ります…！！」とこちらも意気込みを語っていた。

中野小陽からファンへのメッセージ

最後に中野小陽からファンのみなさんに対してメッセージをお届けしよう。

いつも応援してくれて好きでいてくれて本当にありがとう。いつもこはるがみんなからたくさん貰いすぎて返させているか不安になっちゃう瞬間がたくさんあるけど、推してよかったって思えるようなアイドルでいられるように、これからもこはるらしくぽかぽかな気持ちをみんなに届けられるように頑張っていきます！

出会ってくれて好きになってくれて、ありがとう〜！2025年は1人でも多くの人をこはる日和にしちゃうよ〜！！みんなのことが大好きです、これからもよろしくお願いします！

『中野小陽生誕祭2025〜君とこはる日和〜』 セットリスト

M1 ときしゅわ！
M2 スプラッシュアンカー
M3 起きて笑おう果報者
MC
M4 逃げ水（乃木坂46：全員）
M5 僕らのユリイカ（NMB48：中野、比嘉、白川、髙橋）
M6 決戦スピリット（HoneyWorks：中野、葵）
M7 誇り高きアイドル（MHoneyWorks：中野）
MC
M8 スタートライン
M9 アイビー
M10 domino
M11 シャイガール
M12 フレフレ
MC
M13 gemmy day

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