Cassie Te Light デビューワンマン『【Re:】』を開催【ライブレポート】

2022年8月27日(土)Cassie Te Lightが渋谷TAKE OFF7でデビューワンマンライブ『【Re:】』を開催した。そのライブレポートをIDOL REPORT.comが独占でお届けする。(文・写真:IDOL REPORT.com編集部)


2022年5月14日(土)満員のライブハウスで1周年ワンマンライブを行ったグループがいた。そのライブを見た多くの人が彼女たちがアイドルとしてのキャリアを今後も順調に積んでいくと思っていた。

しかしその1ヶ月後彼女たちは2022年6月をもって活動を終了すると突如発表した。

突然の活動終了発表から2週間後の2022年7月3日(日)、メンバー誰一人欠けることことなく新たに『Cassie Te Light』として始動することが発表され、ファンの多くは胸を撫で下ろした。

プレデビュー期間を経て、いよいよ2022年8月27日(土)渋谷TAKE OFF7でCassie Te Lightはデビューワンマンライブ『【Re:】』を開催。正式にデビューを飾った。

昼12時という比較的早い時間にも関わらず最前チケットはSold out。

会場には前進グループ時代からのファンみならず、プレデビュー期間に知って足を運んだというファンも数多く訪れ、会場は空調の効かないほどの熱気に包まれていた。

会場内にSEが流れいよいよデビューワンマンライブの幕が開く。背後から赤いライトに照らされ、月乃ほのか・朝比奈茉愛・花衣いおり・星空羽瑠の順で登場。彼女たちが纏っているのは事前にお披露目が発表されてた新衣装。
プレデビューでは黒い衣装でのステージが多かったが、新衣装は白がベースとなり紺色のラインがアクセントとして入っている。

足を運んだファンが新衣装に目を奪われる中ミステリアスなイントロが流れる、『Hang me!』だ。2021年4月に行われた前進グループのお披露目で1曲目だったこの曲が、Cassie Te Lightのデビューライブでも1曲目を飾る。

「♪いつからか迷い込んだように ここは夢の世界」と歌詞にあるようにCassie Te Lightが会場中をライブという夢の世界に誘っていく。

そして2曲目の『BAN!BAN!BAN!』へ。ステージ上のメンバーとフロアのファンとが打ち合いをすることで、会場が一気にヒートアップすると共に一体感が作り出された。

どちらかというとロック系やミステリアスチックな曲がイメージが強いCassie Te Lightだったが、3曲目はふわふわ感溢れる歌い出しの『loves me?』。サビ部分の振りは指で『loves』の『L』を作り、『me』では先程作った『L』の人差し指を自分の顔に向けるという誰でも覚えやすくかわいいものとなっている。

この曲でCassie Te Lightの楽曲の幅広さと共にどんなジャンルであっても対応出来る4人のパフォーマンス力を改めて思い知らせれた。

途中のMCでは自己紹介と共に2ウェイで着用できる点やベルトがCassie Te Lightのロゴとなっているところなど新衣装の特徴を紹介。
新衣装ではスカートになった星空羽瑠は「やっと女になったよね!(笑)」と会場を沸かせ、朝比奈茉愛・月乃ほのかは肩と胸元が露出がされ、朝比奈茉愛は「一肌脱いだんだよ」とアピールをした。

MC後ライブは後半戦に。

1曲目は今回のデビューワンマンで初お披露目となる『CTL』。

グループ名であるCassie Te Lightの頭文字を取ったこの曲は早いBPMと激しいダンスを前面に出しており、『これがCassie Te Lightです』といったようなグループの名刺的な曲に仕上がっている。

初披露にも関わらず、「♪手を伸ばせ 仲間の証だ」という歌詞に合わせフロアのファンも手を挙げ前後に振る。まさに会場の全員がCassie Te Lightの仲間となった。

ラストに向かって加速していく中、6曲目は先日お披露目された新曲の『トクメイグレムリン』。

Cassie Te Lightとして披露した新曲の中で一番の沸き曲と言っても良いこの曲で、フロアの多くのファンは手に持ったペンライトを今まで以上に高くに掲げ、至るところで推しに対してジャンプをする姿が見える。まさに会場の熱気が最高潮に達した瞬間だった。『CTL』で踏み込んだアクセルをもう一段踏み込むことができる4人と、それに応えるフロアのファン。この曲で今回のデビューワンマンライブは成功が決定付けられた。

いよいよCassie Te Lightデビューワンマンライブもラストの曲となった。

ラストの曲は『虹』。

前進グループから節目となるライブの最後に歌われた『虹』がCassie Te Lightのデビューワンマンライブでも最後を飾るのは必然とも言えよう。

ステージではメンバーが自身のメンバーカラーのタオルを回し、それに呼応するかのようにフロアも自分の推しメンバーのペンライト・サイリウムを振った。その瞬間、正にTAKE OFF7のフロアに虹がかかったように見えた。

ラストの『虹』を歌いあげた後、花衣いおりは「舞台袖でも不安が凄かったんですけど、出てきたらみんな盛り上がって、すごい楽しくライブすることができました。ホントにホントにホントにホントにありがとうございます。」と延べ、月乃ほのかは「新曲は難しったけど、この仲間がいたから完成しました。『虹』のサビでペンライトをいっぱい振ってくれるのを見れて…。今日は泣かないって決めてるんで…」と涙を堪えて思いを伝えた。『loves me?』と『トクメイグレムリン』の振り付けした朝比奈茉愛は「皆んな文句も言わずに振りを覚えてくれて、『振り付け師って幸せやん』って思った」と自身の初振り付けの感想を明かした。最後に星空羽瑠は「始まる前に(フロアを)覗いていたけど隙間が無くて、集まってくれて本当に本当に嬉しい。どんどんCassie Te Lightの輪をこれからも広げていけたらいいなと思ってます。」と今後に向けての胸の内を語った。

その後、東名阪ツアー、9日連続ライブ、そして最後の曲『虹』のリリックビデオが公式YouTubeチャンネルで公開されることがサプライズで発表。

元来パフォーマンス力の高さには定評があった彼女たちが、Cassie Te Lightになり楽曲の幅がより一層広がったことで、新たな輝きの一端が見えたデビューワンマンライブだったと感じた。このままパフォーマンスを磨き上げてダイヤモンドより輝く『キャシテライト(錫石・すずいし)』になって欲しい。

Cassie Te Light デビューワンマン【Re:】セットリスト

1.SE
2.Hang me!
3.BAN!BAN!BAN!
4.loves me?
5.ツギハギギズモ
MC
6.CTL
7.トクメイグレムリン
8.虹
End MC

Cassie Te Light 公式Twitterアカウント:@info_CTL
朝比奈茉愛 Twitterアカウント:@mai_CTL
星空羽瑠 Twitterアカウント:@haru_CTL
花衣いおり Twitterアカウント:@iori_CTL
月乃ほのか Twitterアカウント:@honoka_CTL

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