【紫桜倖那コラム・むらさきの景色 Vol.02】 #一生紫宣言


“一生紫”担当、
しおうさんだよー こと 紫桜倖那です!

私はとにかく紫が大好き!
服も小物も髪色も、
気づけばぜーんぶ紫だらけ。
初対面でも紫好きだってバレちゃうし、
仲のいいメンバーからはよく、
「紫見るとしおうさん思い出す!」って言われます。

これはとある冬の日。
上から下まで、全部紫。。
しかも、無意識でこうなってたんです。
……我ながらめっちゃ怖い。
頭からつま先まで紫、それが、紫桜倖那です。
きっかけは「推し活」
今は「推し活」ブーム。
アイドルやアニメ・マンガのキャラクターだけじゃなく、スポーツ選手・地域のキャラクター・歴史人物・電車に建物……?
みんな自分の“推し”を見つけて夢中になっていて、キラキラってしてて素敵だなって思います。
私もその1人で、
今推しているのは「BABY-CRAYON〜1361〜」(姉妹グループのBABYBLOOMにも所属)の吉田菜々世ちゃん!
すっごくダンスが上手くて…よくダンス動画がTikTokでバズってる紫担当のアイドル!
「パフォーマンスが上手い」のは推しを選ぶ上で大前提だけど、紫ってだけで気になっちゃって。
推しの姿を見るだけで幸せというか、もはや生きてくれているだけで幸せです。元気に暮らしてるかなぁ。(親戚?)
はじめて「推し活」をしたのは、もう10年以上も前。
友達がやっていたアイドルアニメの音ゲーを見て、「面白そう!」とアプリをダウンロードしたのがはじまり。
その時はアイドルに興味はなく推しも紫じゃなかったけれど、徐々にアニメやゲーム・2次元のキャラにハマるようになりました。
友達もハマっていたから勧められてどんどんアプリが増えていって、スマホのホーム画面がゲームだらけに……笑
勉強も放ったらかしで一日中ゲームしてたのが今となっては懐かしく思う。
そのなかでやっぱり「誰が推し?」って話になるんですけど、そこでふと気づいたんです。
「あれ……なんかみんな紫のキャラかも……」
メンカラ(メンバーカラー)が紫だったり、メンカラは紫じゃなくても瞳が紫だったり、髪の色・衣装のポイントのカラー。周りのグッズや身の回りのものも紫が増え、気づけば自然と紫に惹かれるようになっていて、いつの間にか自分が“紫好き”になっていました。
自分がアイドルになると決まって、
同じ日にデビューするメンバーとの顔合わせで
「絶対紫担当がいいです。もし同じグループで紫が被るなら、別のコンセプトのグループにしてください」
20人くらいの前でそう言い放って
初対面のスタッフさん、メンバーを怖がらせました……(後日、「こいつはやばそうって思った」と各方面から聞きました笑)。
そして3年半、何百人も所属して入れ替わりの激しいグループの中で紫担当を貫き通し今も「一生紫」担当として活動しています。
それくらい、紫色は自分にとってアイデンティティと言える程の大きな存在になりました。

紫色が持つ力
紫色ってなんか不思議な色で、
こんなにずっと好きなのに、今でも見ると落ち着く。
街中で見かけるとつい目で追っちゃうし、
雑貨屋さん、洋服屋さんでも
紫のものばっかり探しちゃう……
最初は「ただ好きな色」だったけど、
だんだん気づいたんです。
紫は、赤と青が混ざった色。
赤の情熱さと青の冷静さ。
両方併せ持つ紫色は、
私にちょっと似てるなーって。
ライブをしている時、目標に向かっている時、
楽しいことをしている時の、「赤」。
一人でいる時、人に頼られた時、
真剣に取り組んでいる時の、「青」。
どちらも自分の中にある気持ち。
いつも元気いっぱいな姿ばかりに見えるけど、
「青」の自分もちゃんといるという実感はあって。
その両方を含んだ紫は、私を表す一番しっくりくる色なのかもしれないです。
原動力にもなるし、やると決めたらやり抜く力にもなる。
よく「紫を好きな人はミステリアス」とか「高貴さがある」って言われるけど、正直私にはあんまりピンとこない!
でも、不思議と紫に触れている時は、
自分が一番自分らしくいられる。
だからきっと、紫は私の一部なんだと思います。
あなたには、どう映っていますか?

一生紫宣言 !
私の名前「紫桜倖那」には、
大事に考えた意味があります。
「紫」は、私を表す色で、
原動力にもなる大切な色。
自分が大好きな「桜」。
最後に「倖那(ゆきな)」。
芸名を考えるときに、自分の生まれた時の名前も大切にしたくて本名の当て字を使いました。
「倖」は、“幸せ”ににんべんがついた…
人とのつながりの中で生まれる幸せを感じられる、そんな字。
「那」は、「那由多」という、とても大きな数字の単位から。
転じて、「たくさん」「計り知れない」という意味もあるそうです。
つまり、私の名前には
「自分の好きなものと一緒に、たくさんの幸せを届けたい」
という想いを込めています。
だから私は、この名前と大好きな紫色を胸に、
「むらさきの景色」──
幸せいっぱいの、最高の景色を作りたい!
そう思って、毎日を過ごしています。
ちょっと難しくて読むのも覚えるのも難しいけど、
私にしか考えられない、私だからついたこの名前を大事にしていきたい。
紫好きも、絶対に譲れない!!
だから、今回は『一生紫宣言』というタイトルにしました!
前回と重なって、
またちょっと長くて重めのお話になっちゃったけど
次回はもっと気楽に、楽しいこととか面白いこともお届けできたらな〜って思ってます。
街で紫を見かけたら、
私のことを思い出してくれたら嬉しいです。
一緒にむらさきの景色楽しもー!
次回もお楽しみに!

紫桜倖那(しおうゆきな)
アイドル・アーティスト・モデル。3年半のアイドル活動を経て、フリーランスとして活動中。
“やってみたい”を合言葉に、音楽・芝居・写真・イベント企画など、心惹かれることはなんでも挑戦。ジャンルを越えて、自分らしい表現を広げ続けている。
夢は、仲間とファンと一緒に“大きなむらさきの景色”を見ること。
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