NANOSECOND インタビュー「推してくれる人を見つけるというよりは、推してくれるように私たちが見つからなければないっていうのがスゴク難しい」


2025年1月26日(日)にデビューを果たした5人組のNANOSECOND。特徴的なマイクスタンドによるパフォーマンスとともに、他のグループと一線を画すエモーショナルなロックサウンドで精力的に対バンイベントなどに積極的に出演している。
一筋縄ではいかない程の超個性的である一方で魅力的なメンバーが揃っており、それを束ねるプロデューサーも輪をかけてキャラクターが立っている。まさに個性の集合体といってもいいグループとなっている。
IDOL REPORT .comではNANOSECONDにロングインタビューを敢行。個性的なメンバーの一面とともに、NANOSECONDが今かかかえる課題とともに、未来について話を聞いた。(聞き手:IDOL REPORT .com編集部)

NANOSECONDの皆さん、本日はよろしくお願いします。
先ずは自己紹介からお願いできますか?
NANOSECONDの黄緑色担当、『令和ナンバーワンポップスター』の日菜乃(ひなの)です。よろしくお願いします。

『ナノセカの蒼き核弾頭』、MC担当をしています泉凪(いずな)です。よろしくお願いします。

はい!はい。ナノセカの『ありんこワールドの女王様』こと赤色担当、杏梨(あんり)です。 よろしくお願いします。

NANOSECONDピンク担当、『甘やかさずにはいられない女』の茉央(まお)です、お願いします。

NANOSECOND紫色担当、『自己肯定感を失った女』の芽生(めい)です。 よろしくお願いします。


先に進む前に。
事前にプロフィールを拝見していて、芽生さんのキャッチコピーがあまりにも鮮烈でして…。『自己肯定感を失った女』ってどういうことですか?
プロデューサーさんが付けたんですよね。

そうです。面接の時に自己肯定感が低めだったので、プロデューサーから命名されて自己肯定感を失った女を任務にされています。


それは、キャラなのですか?
キャラでは…ないですね。
うまいこと需要がありました。


そんな強烈なキャッチコピーがあるNANOSECONDさんって、どんなグループなのですか?
今の王道アイドルとはまた少し違って、言わば異色と言われるグループなのかなと思っていて。
それはプロデューサーにも『私たちは王道のアイドルじゃなくて、自分たちの道を行くアイドル』だっていうのは最初から言われてはいます。
私たちの象徴とも言えるマイクスタンドを使ったパフォーマンスだったりとか、楽曲は全部プロデューサーが作っていて、今のアイドルさんとはまたちょっと違う曲調になっています。なので、今は『異彩で異端』とは言われるんですけど、でも私たちが王道って言われるくらい成長していこうという感じで活動しています。


なるほど。グループ名のNANOSECONDってどんな意味を持っているいるのですか?
NANOSECONDっていう言葉には、1/10億秒って意味が込められてます!(横の泉凪を見る)

で、そのぐらい小さな時間を切り取ってもキラキラしているようにっていう意味が込められてるってホームページに書いてあります(笑)

ふぅ〜ん!!

って日菜乃が言ってるということで(笑)


NANOSECONDのみなさんは初めてのアイドル活動ということですが、アイドルになろうと思ったきっかけなど教えていただけますか?
私は3歳からダンスを習っていたんですけど、将来はバックダンサーだったりとか、ダンスのコーチだったりとか、ダンスの仕事に就きたいなっていう風に考えてたんです。
幼い頃ちょっと芸能活動してたりしたんですけど、でも女優とかはあまり自分には向かなくて、やっぱり自分が大好きなダンスを活かして表舞台に立つ人になりたいなと思って、アイドルっていうのに挑戦してみようということでNANOSECONDになってみました。

小学校生の時にアイドルのアニメを見て、で、その声優さんのライブがあって。
それを見てすごいなって思って、『私も憧れられるような人になりたいな』って思いアイドル目指しました。

私は大学で大学2年生の時からUNIDOLっていうアイドルコピーダンスサークルに所属していて、そこでZepp YOKOHAMAとか色々な舞台に立ったんです。
アイドルを研究してるからこそ、アイドルの地道な部分だったりとかをすごく目の当たりにしていて、自分が飛び込むには厳しいかなとも思ったんです。でもやってみたいなと思って。それでUNIDOLを卒業してNANOSECONDに入ることになりました。

『きゅるりんってしてみて』の逃げ水あむちゃんが大好きで、私もあんなふうになりたいなって思ってオーディション受けさせてもらいました。

私は男女問わずアイドルがすごい好きでずっと見続けてて、推す側だったんです。
だから自分がなるっていうのは正直あんまり想像してなくて…。ペンライトを振る側はしたことがあるけど、アイドルが見る景色はどんなものなのかなっていうのはずっと思ってはいて。
正直自分は秀でたものも、ずば抜けてできることも無くて。このまま生きててもつまらないなって思ったんですけど『何かをやり切ったよ』っていう自分の中で成功体験は欲しいなって。
そういうのをきっかけに、推される側に立ってみたいなと思いました。
今回NANOSECONDに入らせていただいたので、自分がしてきた楽しかった推し活をファンの人にも届けたいなっていう気持ちで今はアイドルをやってます。


デビューして約2ヶ月ですが、活動を始めてみてどうですか?
なんか、思ったより自分の魅力が無いんだなって思いました。
ファンの方が本当に付かなくて…。『デビューしたら緑いっぱい!!』って感じだと思っていて(笑)
今は、『いるかなぁ〜?今日いないなぁ…』くらいなんですよ。そこが悲しいです…。
ホント、1日・2日で緑いっぱい!って思っていたので。

私はNANOSECONDに入る前は元々別の事務所にいて。その前は声優専攻で専門学校に行ってたんですよ。
なので『周り全員がライバルで、全員が敵』っていうところで今まで活動してきたので、NANOSECONDに入ってからメンバーも全員がバチバチして戦ってるとかがあんまりないって思いました。
でもやっぱり活動の難しさは知ってたから、『やっぱこんなもんか』っていう感じもあってそこは予想通りだったって感じです。


でもグループアイドルは、メンバーはライバルでもありつつも仲間という一面もあると思うのですが、考え方が変わったりしましたか?
この前階段で転んで、ライブに出られない時があって。その時にメンバーのみんながすごい助けてくれたので。それが今までは全員敵だったから、休んだりとかしたらそこをどれだけ奪えるかっていう感じだったんので、そういう面ではグループで活動できて良かったなって思いました。

自分ずっと普通に生きてたんですけど(笑)
今までダンスとか習っていて先生から見て上手ければセンターだし、コンテストに出させてもらえるみたいな世界に生きてたんです。でもアイドルってどんなにダンスが上手でも、自分に魅力があったとしても自分の魅力を見せて売り込んでハマらないとファンにはなってもらえないという難しさを痛感していて。
アイドルはファンをつけるのに実力だけじゃダメだというところが私にとっては結構なんか難しいです。
歌も歌ったことなかったので、そこもすごい大変だったし。 逆にダンスは自信あったけどダンスが上手いからといってダンス教室と違って推してくれるわけじゃないので、そういう部分の難しさは痛感しました。



アイドルのダンスとパフォーマンスとしてのダンスは違っていて、ダンスを経験されたアイドルさんはそのギャップに悩むという話を聞いたことがあるのですが、茉央さんはそういうことはありましたか?
最初の頃はやっぱりありましたね。
自分が習ってたダンスはいかに『キレ』とか『大きく見せる』だったりとか、出場したコンテストの審査基準に従ってダンスをした方が勝ちみたいだったのが、逆にグループとしての活動になってからは、合わせること自体は特に変わってはないですけど、『可愛らしい踊り』っていうか、顔の向きだったり位置だったりとか、今までは結構カワイイというよりかはカッコイイとかだったので、そういう部分だと指先の動かし方だったり、腰の位置1つで見る人の印象が変わってくるので、最初の頃は他のアイドルさんの動画を見たりして、可愛い体の動かし方とか、位置とか、顔の向きとか一から勉強し直しました。
NANOSECONDのダンスは他のアイドルさんよりも結構激しいのが多くて、特に『トゥインクル』っていう曲では、バレエ要素を取り入れたコンテンポラリーダンスに初めて挑戦させていただいたりとか、自分が結構ダンスの経験者だったことに、ダンスの先生も結構気を使ってくれてて、別につまらないとか簡単すぎるっていう風には思ったことはないですね。

そうですね。やっぱり日菜乃もさっき言ってた通り、自分の魅力をファンの方にわかってもらって自分を推してもらうのは難しいなって思ったのと、『奇跡の1枚』とかあるじゃないですか。他のアイドルさんだとすごい可愛い瞬間をみんなパシャパシャ撮られてめっちゃバズってるとかあるけど、自分の場合は『こんな顔してるんだ…』みたいな(笑)
表情管理って、自分が今まで推してたアイドルさんたちはとんでもなく勉強して、鏡と向き合ってやっていたんだなっていうのがすごいわかって。私はいつも目細めてニコって笑うことしかできないので、なんかそういうのがすごい難しいなってアイドルになってより思いました。

さっきもお話したように、UNIDOLをやっていたので元々そのグループについてるファンの方がいるから、大会とか出れば認知してもらえるし、会場も新宿ReNYさんとかでよくやってるんですけどフロアが埋まるくらいには来てくれるというのが私の中でそれが当たり前だったので、NANOSECONDを推してくれる人が1人とか、それすらいない時もあって…。
なので推してくれる人を見つけるというよりは、推してくれるように私たちが見つからなければならないっていうのがスゴク難しいなと思っています。


NANOSECONDさんはマイクスタンドを使うパフォーマンスが特徴的なのですが、最初にマイクスタンドを使ってパフォーマンスすると聞いた時はどう思いました?
最初はプロデューサーがめっちゃGLAYさんが好きでマイクスタンドの使い方を見せてきてくれるんですけど、私たちにはそれを再現するのがすごく難しくて、『ちょっとできないかな』みたいなのが多かったんです。
でも他のアイドルグループの方々って多分プロデューサーの言うことは絶対だし、『楽曲はこうだから』ってなったら『はい、やります』ってなると思うんですけど、いい意味でNANOSECONDはそういうのがあんまり無くて。
プロデューサーはこうしたい、でもメンバーはこれはダサいと思うって言ったら、じゃあ折衷案を考えようみたいになってるんです。
今は5曲あるのですがそうな、視覚的に見て他のアイドルグループとの差別化ができてるのはマイクスタンドのおかげなのかなって思っています。

最初聞いた時は、『マイクスタンドを持ってヘドバンをするよ』って言われたんですよ。 『アイドルを目指してヘドバン…』みたい思ってびっくりしました(笑)

持ったことなかったのでマイクスタンド…。
なので『こんな感じなんだ』って。なんか、もっと重いのかなって思って以外と軽かったんで(笑)

自分自身は椅子を使うダンスとかっていうのはやったことあったんですけど、マイクスタンド使うダンスってそもそも多くなくて。
その中でもAKB48さんの『ヘビーローテーション』が有名だと思うんですけど、でもあれはマイクスタンドを置いてるだけで、がっつり踊ったりとかっていうわけではないじゃないですか。 なので、マイクスタンドを使ったパフォーマンスってどんな感じになるんだろうなっていうのと、マイクスタンドを使ったパフォーマンスってどう見せればうまく見えるのかなっていうところは思いました。けど、別にマイクスタンドを使うということに対しては何も思わなくて、『承知しました』って感じでした。

杏梨ちゃんが今言ってたように、ヘドバンもするって聞いて。私、ちょっと、運動神経がかなり…やばいので、私がこのマイクスタンド使いながら何をできるかなっていうのは不安もあったし、自分が今まで推してきたアイドルさんたちはマイクスタンドはあるけど、身振り手振りで踊ってるっていうイメージが強かったので、そういう面ではビックリはしました。


NANOSECONDさんはこのインタビューの時点で5曲持ち歌があるとのことですが、みなさんはその中でどれが好きとかありますか?
えぇ〜、う〜ん、全部好きなんですけど…

初めて聞いたよ!(笑)

特に好きなのは『Always』ですね。
デビューする前は特にこれが好きとか考えたことなくて。『難しいな』って思ったんですけど。デビューしてからいろんな曲を披露させていただいたら、『Always』はすごいみんながノってくれるんですよ。 なので一体感…が出るので…好きです(笑)

私は『Passing』が好きで。
これは元々音源いただいた時から『この曲好き!』って言ってたんです。
理由としては私の好きな曲調がボカロとかアニメ系で、始まりがなんかデジタルな曲なんで、『おー!』ってなりました。

そうですね。私は『トゥインクル』が1番好きかなって思ってて。
元々私がちょっと落ち着いた曲調が好きっていう傾向があるんですけれも、初めて自分がコンテンポラリーダンスに挑戦させていただいた楽曲っていうのもあります。
今まで『ダンスで感情を表現する』っていうことが自分の中で習ってたダンスにはなくて、キレとかアイソレーションとか、テクニックの部分以外あまり考えたことがなかったんです。
コンテンポラリーダンスは習っていたダンスとはちょっと真逆で、動きで感情とかを出すようなダンスなので、そこがやっぱり自分がやり始めた当初難しくて。音楽を聞く機会が増えてそれこそ歌で人を感動させることとかって結構最近はよくあることだと思うんですけど、動きとかダンスでなんか人に何かを与えるっていうのは、なんかなかなか難しいことだなっていうのは思っていて。『スゴイ!』とはなることは多いと思うんですけど、その『スゴイ!』の1つ上に行くことって少ないので、そういう部分で歌だけじゃないんだよっていうのを見せたくて頑張った曲でもあるので、なんか1番好きですね。 はい。

私は『Passing』1番好きです。
アイドルって可愛い感じのきゅるきゅる系の曲とかいっぱいあるけど、NANOSECONDのメンバーってみんな色とりどり・多種多様のカワイイがたくさんいる中で、その子たちが真顔というか、カッコイイ曲を踊るってすごいギャップがあるなって思っていて。だから、みんなの違う一面を見せられる楽曲だから好きだなって思ってます。

最初『トゥインクル』が、曲の歌詞もそうだし、メロディも好きだったんですけど、なんかステージに立ってから一番NANOSECONDらしい曲が、よく1曲目にやる『僕らは何も持たず別々の今回に出た』っていう曲だって思うようになりました。
サビの部分の振りを船の帆をイメージしたものにということでダンスの先生にお願いしてつけてもらったんです。『左手を上げて右手を下げる』ってものなんですけど、その振りをお客さんが一緒にしてくれたりするのが楽しくて。 踊ってパフォーマンスして楽しいので最近はこれがが1番好きです。



NANOSECONDさんの特典会って特徴的って聞いたのですが、具体的にどういう感じの特典会なのですか?
私たちの特典会は金と銀と銅のメダルがあるんです。
チェキが金のメダル、写メが銀のメダル、サイン券が銅のメダルってなっていて、それをご購入いただくんです。チェキって普通はスタッフさんが撮ると思うのです、私たちはメンバー同士で撮ったりするので自分の推しだけじゃなくてNANOSECOND全体でアットホームな感じでやっています。
『自己責任チェキ』っていってお客さんが自分で私たちをチェキで撮るというのもあって、実際撮ってもらったチェキに私たちが色々書いてトークをしてってこともやっています。その場合いい感じにチェキが撮れなくても自己責任なので『自己責任チェキ』って言ってます。


プロデューサーさん自らが特典会に来る方を捕まえに行くとも聞いてますが?
この前も特典会の場所が5ブースぐらいある結構大きめの会場でライブをやらせていただいた時に、その時私たち出番が1番最後で。 私たちが出番が終わって終演後物販をやってる時にまだ残ってる人たちがいたんですね。
そこにプロデューサーが声をかけに行って。7人ぐらい一気に来てくださって、お話して。
NANOSECONDのファンの方を『ナノニマス』って呼んでいるんですけど、ナノニマスの方がすごい増えてくれて、中にはXでNANOSECOND専用のアカウントを作ってくださった方もいたりして。
私たちだけじゃなくてプロデューサーも参加して特典会をしてるよっていうのが、謎にいい感じになってます(笑)


ある意味全員で新たなファンにさせるということですね!
NANOSECONDさん結構特徴的だなっとお話を聞いて思っているのですが、新メンバーさんも募集しているということで、グループのアピールポイントなど教えていただけますか?
あ!配信ノルマがない!!(笑)
面接で「何か質問ありますか?」って聞かれたときに1個は何か聞かなきゃと思って。
前に受けたオーディションで配信審査があって、正直それがスゴク辛くて…。
朝5時に起きて配信して、SNSもずっとやって、私は学生なので昼休みに教室借りて10分でも15分でも配信をして、夜帰ってからまた23時以降に配信したりして。
沢山見てくださる方が来てくださったんですけど、その中に『俺が育ててやっている』みたいな方もいて、逆にそれが精神的にも辛かった部分もあって、それで「配信ノルマありますか?」って聞いてしまったんです(笑)
そうしたら「配信ノルマはありません」って言われたんですけど、逆に言うと、ノルマが無いということは、自分たちで別の形でファンの方を増やす努力をしなければいけないということだったりはするんですけどね。

私は元々歌が好きで、聴く時も歌詞とメロディーと裏で鳴ってる楽器とかリズムを全部聞くんです。そういう聴き方をしてきたので、今楽曲はプロデューサーさんが全部作っているので、デモ楽曲が上がってきた時に「こういうところ良いよね」って話ができる、ちょうど良い距離感がいいなって感じです。

プロデューサーが朝起こしてくれるんです(笑)
朝すごい弱くて今日も起こしてもらったんですけど、卒業式の日はラストだったので可愛くして学校に行きたくて朝4時にどうしても起きたかったんです。
で、「起きれるかな?」っていう話を前日にプロデューサーにしてたら、「起こしてあげるよ」って言ってくれて。朝4時に電話して起こしてくれて。
今日もちょっと朝早くて5時に起きなきゃいけなくて。本気で起きれるか心配で。朝5時に2回電話して起こしていただきました。 でも昨日は電話してくれたんですけど、気づかずちょっと寝坊してめっちゃ急いで行きました(笑)



日菜乃さんは、NANOSECONDに入りたいと思っている子にオススメのポイントを教えるとしたらどこですか?
なんで、来ると思ってなかったみたいな顔してるの?(笑)

えぇ…。

(日無乃に耳打ち)

あぁ…。
個性を、崩さなくて、いいのが、いいんじゃないかな。

なんかさ、もうちょっと自分でアレンジして(笑)

(笑)
あ!!
個性を活かせるのが良いと思いました!!!(笑)

転職サイトじゃないんだからさ(笑)

あぁ!あ?

(日無乃に耳打ち)
自分で噛み砕いて言ってね!

多分茉央ちゃんも言ってたんですけど、きゅるきゅるしなくていいから、

言ってないですね(笑)

(笑)
だよね、私聞いてなかったもの。

いいから続けて(笑)

え?
きゅるきゅるしなくていいので、『可愛い子ぶるのが苦手なんだよね』という人も素で活動できるので…。

あ、言ってないですね(笑)

(驚きの表情)
きゅるきゅるって言わなかった?

自分がきゅるしてさんが好きって話だよね?(笑)

(驚きの表情)
ま、以上です(笑)


この後大変ですが…。
芽生さんはどうですか?
面白い人が沢山いますが…。
私は社会人なので平日も仕事で5時まで時間が縛られてしまっているのですが、そういった意味ではプロデューサーと距離が近いおかげで、対バンも平日の夜に組んでくださったり、土曜日もちょっと出勤しないといけない日もあったりするので、そういうスケジュール調整をしてくださって対バンとかにも出やすくしてもらっています。
なので、社会人でもアイドルをやりたいなと思っている人がいたら、まだ夢を追えるグループなのかなって思いますね。


具体的にこんなメンバーに新たに入って欲しいというイメージなどはありますか?
ちょっとぶっ飛んでる人が多いので(笑)
ぶっ飛んでる部分が1か所あってほしいけど、ちゃんと常識があってほしいってぐらいかな。

(小声で茉央に)
常識がないって…(笑)

ごめんなさい(笑)

違う違う!(笑)
ぶっ飛んでて常識がない人はさ、グループとして機能していけないから。

すいません…

すいません…

すいません…

いやいや、違う違う(笑)
今、NANOSECONDとして機能しているから、スゴイ普通の人がぶち込まれちゃうと『何この人たち!』って逃げ出しちゃうから。1個はぶっ飛んで欲しい。ま、日菜乃までは行かなくていいですけど(笑)

自分よりダンス上手な子には入ってほしくないですね(笑)
オーディション受けてから体制が整うまで長くてその間自分が1番下で「自分が1番下がいい」っていう話をしたことがあったんですけど、1つ下の日菜乃が入ったので日菜乃より下はもう大丈夫です(笑)

申し訳ないです…(笑)



日菜乃さんがNANOSECONDでは一番年齢が下ですが、自分より下の子が入ってくるいうのは大丈夫ですか?
年齢とかで気にした事はないので。でも確かに小学校6年生とかは…
まあ話が合うような年下だったら大丈夫です。

グループとして日菜乃を最年少とは言うんですけど、ぶっちゃけあんま最年少感がない。

ま、フケ顔ですしね…

違う違う!(笑)
茉央様は多分年下苦手だけど、日菜乃は大丈夫な年下。

本当ですか?

(笑)
大丈夫です。

日菜乃はずっと話す時に敬語で、テンション上がった時は何かよくわからない言語を喋ってはいるんですけど(笑)
敬語なのに年下感があまりない、ぶっ飛んでるんだけど常識はあるんですよ。


日菜乃さんは新メンバーならどんな子が入ってほしいですか?
暖かい心を持っている方がいいです(笑)
いやね、前髪切りすぎてしまったんですけど、今日皆さんが失敗した前髪を一生懸命やってくださって…。

でも前髪ちょっと上がってきたね。

「その前髪で出るのは無理!」ってメンバーに言われたら私は辞めちゃうんで…暖かく一緒に活動してくれる人に入って欲しいです。


芽生さんはどんな新メンバーに入って欲しいというのはありますか?
これ以上のぶっ飛んだのはちょっと大変かなって思うので(笑)
お仕事なので、ルールがちゃんと守れて、言葉遣いが丁寧で、挨拶がちゃんとできる方が良いなって。
あと同じ社会人の仲間が増えたら嬉しいなとも思っています。


杏梨さんはどうですか?
一番は、私めちゃめちゃやる気がある子が好きなんで、本当にやる気がある子が欲しいです。
他は特に…。


プロデューサーさんに対して印象的なお話が出てきていますが、皆さんから見てNANOSECONDのプロデューサーさんはどんな人なのですか?
入った当初ヤバイ人だと思ったんですよ。ぶっ飛んでて、何考えてんのかわかんないし。
ただの変な人だなって思ってて、ただちょっと音楽を作れる才能がすごかった(笑)
デビューしてちょっと経ったくらいから、1回色々悩んだ時に長くお話させていただいた時に、『こういうところをこう考えてて、こういう風にも考えていて』ってのを結構細かく教えてくれて。 『ちゃんと考えてる人なんだ』と思って。
ちゃんと考えていて、音楽もできるっていうところを尊敬してて、でもヤバイ奴だったっていう、うん、印象になります。今は尊敬も出てきてます。

1番最初にオーディションに合格して、1回辞めたりして、期間的には結構長くずっと関わってるんですけど。
メンバーが自分1人になっちゃった時、私自身情緒不安定っていうかちょっと様子がおかしいみたいな感じになっちゃったんですけど、その時に慰めてくれるじゃないですけど、元気づけてくれたりとか、気にかけてくれるっていうのは、すごく優しいなと思いましたし。
今も私自身、自由奔放でアイドルに向いてない性格はしてるんですけど、それでも、色々多目に見てくださったりとか、なんか、すごく、パパみたいな温かい存在だなって。

最初に入った時は、茉央ちゃんと一緒に2人で面接をしていただいて。あ、2対1なんですけど…。(笑)
最初はゲームとコラボするみたいな話を聞いて惹かれて入ったんですよ。
話をしていただいて、最初は本当にまともな人なのかなって思ってて。(笑)
本当に最初は私たち(プロデューサーと)は仲がよろしく無かったので…。

本当に最初の方はコミュニケーションが取れてなかったんですよ。
私が日菜乃とよくLINEしたり、現場で話してたりしたので、プロデューサーが「日菜乃最近どう?」って私に聞いてくるんですよ。それで日菜乃に「最近どうなの?」って聞くと「絶好調です!」って来るので「絶好調らしいです」って感じで仲介役になってました(笑)


それは何でだったんですか?
(隣に座っている芽生を見ながら)
いやぁ〜、ねぇ〜。

何でこっち見るの?(笑)

芽生ちゃんに話したことあるんですけど、私男性があまり得意じゃないんですよ。
なので、(プロデューサーを指して)男性じゃないですか。
なので苦手だったんですよ、『なんか、嫌だなぁ〜』って思ってて…、辞める気だったんです。
私は元々フリフリなアイドルなのってかなって勝手に面接の時も思ってて。 で、衣装見た時に『あっ!』ってテンション落ちてしまって…。
やっぱり私はフリフリ着たいと思って勝手に別のオーディション受けちゃって(笑)
でもそれは大目に見ていただいて感謝してます。
出来ることならフリフリは着たいと思っていますが、メンバーの皆さんにソロ曲を作っていただけるという話みたいで、フリフリOKが出たのでそれまでは頑張ります!(笑)


初めて衣装を見たとき『辞めたい…』って思ったりしたのですか。
(小さく頷く)
制服がコンセプトじゃないですか。私はまだものすごく着てるので…

日常との差がねあんまり無いからね。

もっとフワッとしたやつを着たかったのですが、ダメでした。



芽生さんはプロデューサーさんをどう見ていますか?
対等に社会人の目線でお話ができる唯一の方っていうか、大人がいるという安心感はあります。
私も社会人って言ってもすごいヘニャヘニャですし、みんなに助けてもらうことも多いので…。
でも、ちょっとおかしい人ですね。
スーツケースを持ってスゴイ勢いで階段駆け上がってみたりとか、杏梨ちゃんが転んじゃった日を再現をしてみたりとか。 それを、ちょっとお尻出ちゃってるのをそのまま公式のSNSであげちゃったりとか。
プロデューサーさんの趣味でセクシー女優さんが好きなんですけど、そういうい個人の趣味をアイドルをプロデュースしている人がに大っぴらに言えるところとかはスゴイなって思いましたし、初めて出会うタイプの人だなって思っています。


日菜乃さんとの橋渡しをしていてた泉凪は、プロデューサーさんとはどうですか?
旧体制で茉央ちゃんしか残らなかった時はスゴク悪かったです。
その時私は、「杏梨がいるから戻る」って言ったんです。プロデューサーもアイドルを作るというのが初めてで、私たちも前世が無いからみんながみんなアイドルを運営するのが初めてで。
それで始まったので、多分プロデューサー自身もすごく沈んでた時があって私に『生きるって辛いな』ってLINEしてきたんですよ。でも私がそれに気づく前に送信取り消しをして。でも、私はそういうのがすごい気になって、ずっと「何が言いたかったんですか?」みたいにキレ気味で言っちゃったんですよ。そうしたら、そういうことを言ったんだよって教えてくれて。
芽生ちゃんが言ってた『大人として話ができる』っていうこととはまた別で、プロデューサー自身の辛いこととかも話してくれるから、メンバーとして、このグループをどういう方向に持っていきたいんだなっていうのを最初の頃からずっと話してくれてて、仲悪くなってもその意思はもう最初から伝えてもらってたので、それを汲んで動かしていきたいなとか言ってくるんですよ。
常識無いように見せかけて常識ある人なんですよ。 だからその距離感は個々で近いは近いんですけど、そういうプロデューサーとしての弱い一面も見せてくれるので、ちゃんとメンバーとして協力しようって思えて尊敬はしてます。


この先NANOSECONDとしてと個人の目標など教えていただけますか?
ドーム埋めたいです!半分くらいは緑色で。
え?あってます??
その前にまず、緑を増やしたいです。

地球環境も良くするとか?

いや、緑のペンライトだけで(笑)

グループとしての目標は。得典会0人を先ずは無くす。
昨日とかも特典会0人で『特典会0人〜!』とかSNSには投稿していたんですけど、やっぱり結構深刻な問題だと思うので、先ずは特典会0人を無くしていって、NANOSECONDを推してるよ・NANOSECONDが推しだよって胸を張って言えるようなグループになりたいです。直近なのか1番デカい夢なのかはちょっとわからないですけど、先ずはそうしていきたいなっていうのがあります。
先はやっぱりドーム。日菜乃半分、私半分にしようか?

2/3もらいますから!(笑)


日菜乃さん、NANOSECONDさんは5人ですから。
だったら3/5位は頂きたい(笑)


じゃあ。2/5は残りの4人でってことですか?
(何度も頷く)
私、ヤバい奴だ!!(笑)


(笑)
茉央さんはいかがですか?
パフォーマンス以外でNANOSECONDらしさっていうのを外部に向けてアピールとか発信できる機会っていうのは少なかったので、デビューライブ以降パフォーマンス以外でも私たちを好きになってもらえるように最近はYouTubeショートで日常の動画を上げてみたりとかをしてるんですけど、そういうものをもっと発信していくことで、ステージとのギャップとかで好きになってくださる方もいらっしゃると思うので、もっと発信、行動できたらなと思っています。
個人的にはもうちょっと歌を上手に歌えたらなっていう部分でパフォーマンス力をもっと向上させたいっていうのもあります。日常的な部分で言えば4月から大学生になったので平日は学校で忙しくなると思うので、体調管理に気をつけて、プロデューサーに起こしてもらわないように、朝癇癪を起こさないように頑張ります(笑)

直近はまずワンマンライブをしたいです。ファンの方を増やすのもそうなんですけど、今いっぱい対バンに出させてもらっても特典会0とかだったりするので、やっぱりファンの方をもっと増やしてワンマンライブができるようにならないと持ち歌全曲歌えないし、トーク時間も短いからみんなのことも知ってもらえないしっていうので、ワンマンライブはしたいですね。
自分の目標としては大きい会場でライブをすることと、アニメ関連のお仕事をすること。あと、あんまり自分の個性がよくわかってなくて…。それとダイエットをやってるのでそれは続けていきたいと。

(「それ本気で言ってるのか?」って聞けっとそそのかされる)
もう殺されます…。

え?なになに??

(日菜乃を挿して)「本気で言ってんの?」だって(笑)

ま、いつ赤を奪われても良いようにしているんですよね?

いや、令和のポップスターとしては緑が合うと思う。

(小声で)私、赤がいいです…

(笑)

日菜乃はメンバーカラー赤が良いんですよ。



何で赤が良いんですか?
推しが赤だから私も仲間に入りたい!(笑)

でも、私の推しも赤なんですよ!

いや、でも、それは大丈夫!!(笑)

(笑)

日菜乃が入ってくるタイミングでは黄色か緑しか無かったんですよ。
最初は黄色だったんですけど、小学生みたいだねってなって。今は緑に落ち着いた感じです。

(不満そうな顔)


さっき、緑をいっぱい振って欲しいって言ってましたよね。
いつかは赤を振っていただきたい(笑)

(笑)

(杏梨に対して)
緑似合いますよ、きっと!


日菜乃さんは赤色を背負う覚悟はあるんですか?
もちろんあります!!

じゃ、これから赤を奪っていくってこと?

1日衣装も含めてメンバーカラーチェンジとかしてみたら?

そしたら、私のほうが似合っちゃったら…(ニヤリ)

『トゥインクル』歌えるようにならないと。

え?そこもですか??
じゃぁ、緑でいいかなぁ〜(笑)

なんでだよ(笑)

絶対1日交換してみてファン投票!
ま、ファンがいないんですけど…(机の上に伏せる)

自爆してんじゃん(笑)

いっぱいファンの方が増えたら1回やってみて、『日菜乃のほうが似合うね』ってなったら…
チェンジです!!

私に決定権は無いから(笑)
その前髪(で赤じゃない!

じゃぁ、私は何色ですか?

緑だよ!



(笑)
こんな中、恐縮ですが芽生さんの目標教えていただけますか?
そうですね、グループで特典会0っていうのは無くしたいというのと、自分の固定のファンの方をあと5、6人つけたいっていうのが目標です。グループでワンマンやりたいのももちろんだし、これから誕生日が来るメンバーに対しては、生誕祭がちゃんとできるような体制を整えられるようにしていきたいと思ってます。
個人的な目標は、私カラコンとか化粧品とかめっちゃ集めちゃう癖がありまして、そういうもののプロデュースとかは別にしなくていいんですけど、いずれイメージモデルとか、自分の眼球使ってくださる方に差し出して(笑)

めっちゃまとめてくれてるって感じだったのに(笑)

あ、起用していただいて、自分を知ってもらう何かきっかけになればと思っております。


本当に最後何か言い足りないこととかありますか。
ライブで緑振ってください!!

2025年6月28日(土)に茉央の生誕を記念してGARRET UDAGAWAで入場無料の『Mao’s 19th birthday FREE LIVE』が開催される。当日は全曲披露とともに新曲も初披露。また、メンバーのソロ曲も披露される予定となっている。現状発表されている内容としてはは下記の通り。
『Mao’s 19th birthday FREE LIVE』
日付:
2025年6月28日(土)
会場:
GARRET UDAGAWA
料金:
0円(+1D)
【6/28フリーワンマンライブ開催決定】
— NANOSECOND公式※メンバー随時募集中 (@NANOSECOND2024) March 24, 2025
茉央様の生誕を記念致しまして、入場無料のフリーライブを行います。※ドリンク代は別途となります。
・全セットリスト&新曲初披露
・メンバーソロ曲あり
・ALL撮影可… pic.twitter.com/xJQREkImBE
NANOSECOND 公式Webサイト:https://nanosecond.net/
NANOSECOND 公式Xアカウント:@NANOSECOND2024
杏梨 Xアカウント:@anri_nanoseka
芽生 Xアカウント:@mei__nanosecond
泉凪 Xアカウント:@izuna_nanoseka
日菜乃 Xアカウント:@hinaa3n_
茉央 Xアカウント:@mao_u__06
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