【紫桜倖那コラム・むらさきの景色 Vol.11】 1TB
あなたのスマホの容量は何GBですか？
私のiPhoneの容量は1TB。
256GBでも、512GBでもなくて、1TB。
「ギガ」じゃなくて、「テラ」です。
1TBは1024GB。
128GBを使っている人からすると、8倍の容量になります。
それなのに、私はいつもスマホからこう言われます。
「ストレージの空き領域がありません」
一体何に使っているの？とよく聞かれますが、
そこにはアイドルとしての“あるある”が詰まっています。
一体何に？
1TBのiPhoneにしたのは2年前。
でも、去年の時点で容量はほぼいっぱいになりました。
何に使っているかというと、主に“自撮り”です。
当時は週に2回ライブがあったり、
月によってはほぼ毎日ライブがあったりして、
その度にSNSに載せる写真を撮らなきゃいけない。
遊びに行くときも、
私服姿の写真は大事だからつい撮ってしまう。
まあ、1回に30枚くらい撮っても、
使えるのは2枚くらいです。
だって、SNSには一番かわいい自分を載せたいから！
誰かの目に留まって、
「ちょっと気になるな」って思ってもらえるかもしれない。
だからチャンスは逃したくなくて、どうしても撮っちゃう。
オンラインチェキもあるので、
“使えそうな写真”も日常的にストックします。
（「いただきます！」って手を合わせてるやつとか皆さんも見たことありますよね？笑）
自撮り以外にも、
ステージで撮っていただくライブ写真や、
毎月の写真集用のポートレート、
自分の一眼カメラで撮った写真も入っています。
ひとつひとつが“活動の記録”みたいで、
気づけばあっという間に容量が埋まってしまうんです。
そして圧倒的に容量を食うのが、レッスンやライブ動画。
1曲ずつ振りを合わせるとき、
その日のフォームを記録したいとき、
ライブを想定した20分の通しを撮るとき、
実際のライブを後で見返すとき。
気づけば、スマホには
写真：125,588枚
ビデオ：1,939本
約13万枚の写真と、約2,000本の動画がいました。
容量にすると約700GB。
これでもクラウドにアップした上で、かなり消してるんです。
全部残ってたとしたら……ちょっと怖い。笑
ぜひ皆さんもスマホの容量を見てみてください。
もし私に勝てる人がいたら、
リプでもDMでもいつでも報告してください。
……たぶん負けません！笑
思い出が沢山
でもここまで書いておいてなんだけど、
もちろん容量の話をしたい訳じゃなくて。笑
クラウドにも保存してるし、
正直消しても問題ないはず。
でも——やっぱり、消せないんです。
動画や写真を見返すと、「去年より表情が良くなってる」とか「この時より踊り方が良くなったな」とか、気づくことがたくさんあるんです。
消すということは、
その成長の軌跡も一緒に消してしまう気がして。
それがたまらなくもったいないって、思っちゃう。
自撮りだってメイクの仕方とか加工の仕方とか、
自分の試行錯誤の軌跡があって、見返すと面白いんです！
もちろんファンの方との写真も。
メンバーとの何気ない日常が残った動画も。
だから、スマホの中の写真や動画は、ただのデータじゃなくて、私の“生きた証”みたいなものなんです。
見返すたびに、その時の気持ちや空気、景色まで思い出す。
それを消すなんて、ちょっとできない。
1TBあっても足りないくらいだけど、
それだけの思い出を詰め込めるのは幸せなことだなって思います。
これからもまた、たくさんの瞬間をスマホに閉じ込めていく。
容量がいっぱいになって、スマホに怒られても、やっぱり撮っちゃうだろうな。笑
思い出って、1TBじゃ全然足りない。
でも、足りないくらいでちょうどいいのかもしれません。
ちなみに、今度新しいスマホに買い換える予定です。
今の1TBはパンパンだけど(新しいのも1TBまでしか販売されてないし)、全部引き継いで、また思い出を詰め込んでいくつもりです。
しかも、新しいスマホは画質も良くなるから、写真や動画を残すのが今からさらに楽しみ！
皆さんも、スマホの容量を気にせず、どんどん思い出を残してみてください。
あとから見返すと「あの時こんなことしてたな〜」って、ちょっとクスッと笑えたり、懐かしい気持ちになれたり。
私もこれからもパンパンのスマホと一緒に、毎日ちょっとずつ増やしていきます。笑
それではお気に入りの写真を載せて、
今回はおしまいです。
大きいハットで女優気分〜♡ なんちゃって
MVお手伝いした時の1枚！笑
次回もお楽しみに！
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オンラインチェキ
1枚1枚丁寧に落書きしています♡
（https://siouyukina.base.shop/items/110086803）
紫桜倖那（しおうゆきな）
アイドル・アーティスト・モデル。3年半のアイドル活動を経て、フリーランスとして活動中。
“やってみたい”を合言葉に、音楽・芝居・写真・イベント企画など、心惹かれることはなんでも挑戦。ジャンルを越えて、自分らしい表現を広げ続けている。
夢は、仲間とファンと一緒に“大きなむらさきの景色”を見ること。
［お手紙･プレゼントの送り先］
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町17-2
兜町第6葉山ビル4F
サブカルチャー・パートナーズ株式会社
紫桜倖那宛
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