Jams Collection 野外単独ライブ『夏ジャ!!!!!!!!!?-名古屋城の変』を開催【ライブレポート】
Jams Collectionが2023年9月17日(日)に名古屋城二之丸広場 特設ステージで野外単独ライブ『夏ジャ!!!!!!!!!?-名古屋城の変』を開催。数多くのファンで盛り上がった。
その模様を伝えるオフィシャルライブレポートが、IDOL REPORT.com編集部にも到着したので掲載する。
Jams Collectionが、久々の野外単独公演を開催した。昨年8月の大阪城野外音楽堂4thワンマンLIVE以来、1年ぶり。まだまだ夏の暑さが残る灼熱の昼帯だったが、開演時間になると陽が落ち、心地良い涼しさと野外の開放感がある状態となっていた。その環境下で、ジャムズは計18曲を躍動的に披露。
この野外ライブは、パワフルでキャッチーな”マッスル”ダンスが特徴的な『夏ときめいちゃいマッスル!』で開幕。さらに、”アゲていこう!”とテンションをどんどんと高め、オーディエンス全員を独占した『独占オンステージ』、熱唱しつつ全員が拳を掲げて、夜空に映えた『アオフィルム』を続けて披露。野外にも関わらず、声が響いて空間に熱が帯び始める。次は9/27リリースの2nd Mini Album『Jam Vacation』に収録されている「ソモサンセッパ」を初披露。同曲はクールなダンスナンバーで、艶っぽさも感じさせる。細かな手足の振りやシンクロ率の高い8人の踊りで魅了。間奏ではカラフルな照明の中で、華麗な舞いを魅せた。
まだまだジャムズは熱い展開を繰り広げる。
イントロロングVer.の『サマサマサマーはアゲアゲで!』では、コールアンドレスポンスや曲中の”オー!オー!”で全員がハンズアップして盛り上がりをより高め、『あの日のメリーゴーランド』では8人が繰り広げるアクティブな歌とダンスに対して、ファンが大歓声を響かせていった。『愛你(アイニー)』ではそれまでとは打って変わり、クールさと美麗さをパフォーマンスから漂わせて魅惑のアクトを展開。『君色花火』『コイハナビ』という花火繋がりの2曲を叙情的に歌い、輝かしくダンス。ライブの定番かつ人気曲の『Ready→NOW!』『最先端フォーミュラー』で再び熱狂のエンジンをかけて、大盛況を創り上げていった。夜というロケーションの中でサイリウムが輝き揺れる。大事な場面で歌い紡いでいる『NEW ERA PUNCH!!』で、メンバー8人とファン全員の心を改めてコネクト。この歌から努力とグループへの愛など、様々な感情が交錯し、美しさを際立たせていく。『これっきりサマー』でもイントロがロングVer.となり、その中で大場 結女が「今年の夏もありがとうございました。皆さんと過ごしたこの夏は一生忘れたくない思い出になりました」と思いを込めた言葉をストレートに伝える。そして、しっとりとした曲の中で、可憐な佇まいを見せつけていた。<夢と出逢って 希望になって 迷いながら走るんだ>と夢へと邁進する内容がジャムズと重なる『疾走ドリーマー』を本編ラストに披露。
メンバーがステージを一度去ると、すぐさまアンコール発動。
メンバーが再登場し、アンコールに応えて、まずは『ノーヒットノーラブ』を披露。本編の熱量そのままにどんどん高まっていくオーディエンス。メンバーが客席にボールを投げ込み、愉しさを再びもたらした。
ライブも終盤になり、一人ひとりがコメントを残していった。抜粋して津代美月の思いを記載する。
津代美月「今日は本当に楽しくて、単独LIVEは時間があっという間に感じることが多くて。8人揃うかどうか分からない状態だったので、(水瀬さらら)帰ってきてくれて本当に嬉しかったし、8人でこの単独LIVEを迎えることができて、本当に”幸せ”でした。もう少ししたら、来月の22日になったらワンマンLIVEがあるんですけど、それは個人的にもグループ的にもすごい大きな場所なのでまだまだ夢を見ている状態が続いているんですけれど、現実はあっという間に来ちゃうので。幕張でのLIVEもカッコ良かったよ、って言ってもらえるように、もっともっとジャムズで頑張っていくので、ジャムズの良さを伝えられたら良いなというのと、ジャムズと一緒にもっともっと遠くまでいけたら良いなと思っています」と心の言葉を述べた。
そして、さらなる新曲を初披露。タイトルは『片道切符のかくれんぼ』で、綺麗なサウンドの中、”夢”をテーマにした同曲に、ジャムズはさらに夢を追求するという誓いを乗せていた。終盤では爽やかなメロディーと歌詞の描写が心に響く、ライブで人気の火がつき始めたナンバー『青いペディキュア』を披露。青い照明とメンバーの個性が、暗い野外を一気に青色に染めている感覚になった。この単独LIVEの最後は、ジャムズの”夏の終わりの合図”である『サマーポップ』を披露。しっとりとしながらも端麗なパフォーマンスを通して、素敵な景色を見せてくれていた。曲中に一度止まり、一宮彩夏が「2023夏、ありがとー!!」と叫んだ。ラストまで丁寧に歌い踊り続け、多くのファンを虜にした後、久々の野外単独公演は幕を閉じた。
この名古屋城野外単独公演は大成功で終えたJams Collectionは、9/27に『Jam Vacation』をリリース。そして、10/22にはグループ史上最大キャパの幕張メッセ国際展示場ホールで6thワンマンに挑む。まだまだ加速し続ける同グループには注目し続けたい。
(TEXT:石山喜将 / Photo:山戸 優)
Jams Collection『夏ジャ!!!!!!!!!?-名古屋城の変』セットリスト OP SE M1. 夏ときめいちゃいマッスル! M2. 独占オンステージ M3. アオフィルム 〜MC〜 M4. ソモサンセッパ M5. サマサマサマーはアゲアゲで! M6. あの日のメリーゴーランド M7. 愛你(アイニー) M8. 君色花火 〜MC〜 M9. コイハナビ M10. Ready→NOW! M11. 最先端フォーミュラー M12. NEW ERA PUNCH!! M13. これっきりサマー M14. 疾走ドリーマー Encore M15. ノーヒットノーラブ 〜MC〜 M16. 片道切符のかくれんぼ M17. 青いペディキュア M18. サマーポップ END
Jams Collection 公式サイト:http://jamscollection.updance-ent.com/
Jams Collection 公式Xアカウント:@JamsCollection
津代美月 Xアカウント:@mizuki_jams
神楽胡音 Xアカウント:@koto_jams
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