il pleutインタビュー 「今は本当にみんなとちゃんと一緒に走ってる感覚がある」


2024年6月22日(土)に下北沢シャングリラで2ndワンマンライブ『雨の調べ』を開催したil pleut。
東名阪ツアーと並行して1stシングル『雨恋』のリリースイベントなど積極的展開を行っている彼女たちにデビューからの活動を振り返ってもらいつつ、2周年に向けてのグループ・そして自身の思いや目標などを語ってもらった。(聞き手:IDOL REPORT .com編集部)

2回目のインタビューとなりますが、今回もよろしくお願いします。
2023年の6月にデビューして1年経ったわけですが、この間自分自身でもグループでも『成長した』と思う部分とかありますか?
私、ステージが変わったと思います。
今でも話すんですけど、デビューの次の日の対バンとかのライブ映像を見るんです。その時は精一杯やってるんですけど今見るとみんな酷くてめちゃくちゃで…。でも今のライブ映像を見るとみんなスゴイ歌も上手くなってるし、ダンスも上手くなってるし。なんだろう…ちゃんとグループになってる、一体感が出て全体的に成長していると思います。

仲良くなったよね。

プライベートの時間もみんなでお寿司に行ったりとか、韓国料理とか行ってるし。
合間の時間はずっと一緒にいる。

るんたん(安堂瑠那)家いってピザパしたりね。

同じクラスの同じ班の子みたいな。

イツメンみたくなってるよね。

あとはビジュがなんか良くなったんじゃないかなって、全体的に。

みんな変わったよねデビューの時から。

メイクを覚えましたね。

みんなメイク変わったんじゃない?

変わったね。

りおち(山城リオ)は生活自体変わってそうだよね。

それは、はい。
デビュー前ってもうめちゃくちゃ引きこもりだったんですよ(笑)
働くのも嫌だし、外に出るも嫌だし、毎日起きるのも嫌だし、着替えるのも嫌だし、顔洗うのも、全部何もかも嫌だったんですけど、とりあえずオーディション受けようってなって、受けて、アイドルになって。でもアイドルとして活動してたら、もう毎日外に出なきゃいけないじゃないですか(笑)

ねぇ〜。必然的にね。

2人(山城リオ、水上涼菜)は外出嫌組だもんね。

でもさ、外に出る機会増えたらいろんな行きたいとこ行けるようになって、この前るんたんと動物園行ったりとか、仕事終わってるんたんとドーナツ行ったりとか。すいちゃん(水上涼菜)は行けなかったけど。

前よりかは全然アクティブになった気がします。
il pleutの活動で言うと、新曲の『アンサンブル』の振り付けがすごく難しくてヒーヒー言ってたんですけど、でも『雨天決行』とか今となったら簡単だなって思えるんですよ。でも当時は全然できなくて、涙流しながら家でやってるぐらい大変だったんです。そんなことを話したら、すいちゃんが「上手くなったからじゃない?」って言ってくれました。

じゃ、もっとダンス難しくてもいいね。

嫌です!

嫌です!


花橋さんとしては、ダンスは難しくしたいと思っているのですか?
したいです!めっちゃ踊りたいし歌いたい。

いちごて(花橋苺)は元々のスキルが高いから。

もう、MCいらないです。1時間耐久とかやりたい(笑)



なるほど。水上さんはどうですか?
1年が長くて5年位に感じて、本当に疲れました…。何も思い出せない(笑)
何か変わったかな?

髪色!

あ、初めてハイトーンしました!

ファンの方から、「すいちゃんはil pleutの方が合ってる」って。

あー、それは言われるかもしれない。
うーん…、日に日にかわいくなってます!!(笑)
でも、デビューの時めちゃくちゃ緊張感があって、シャキシャキしようと思ってたけど、今はなんか仲良くなりすぎて『イエーイ!』って感じになって、楽しい。
初期はほんとにゲッソリしてた。

ゴハンも食べてなかったよね。

そう。ご飯も食べてなかったし、本当にストイックマンとして『私はこのグループを引っ張っていく!!』って思ってたけど、今は『お任せしま〜す!』って感じで余計な気負いはなくなったのが大きいかな。楽しいし、グループにいやすい。


安堂さんは1年間リーダーとしてil pleutというグループを見てきてどうでした?
すいちゃんの思いに似てるですけど、デビューライブの朝起きたらLINEでリーダーを任すってプロデューサーから来ていて、そこに『ダンスとかSNSとか色々な面でお前が1番頑張れよ』って書いてあったので、『ま、確かにそうかもしれないな』と思って。
なので、『withLIVEも全枠売り切らなきゃ』とか、『ビラ配りもしなきゃ』とか、小さいところで気を張っていたんです。でも1年を経てどんどん仲良くなってきても、いい意味でリーダーじゃなくなったのがすごく今は楽です。


リーダーだから頑張ろうとか、みんなを引っ張って行かなきゃという気負いは無くなったと。
ですね。
その当時は、一緒に走りたいって思ってたけどチームの柱じゃないといけないのかなと思ってる自分もいて。だけど今は本当にみんなとちゃんと一緒に走ってる感覚があって、それがいい意味で変わったところです。

私もこのように言いたかった!

(笑)



わかりました(笑)
さて、2024年6月22日に下北沢シャングリラさんで2ndワンマンライブ『雨の調べ』が開催されましたが、ワンマンライブを終えてみて思った部分などありましたか?
衣装かわいい!(笑)

衣装かわいい!

かわいい!


確かにワンマンを見ていた周りでも、新衣装の評判は良かったですね。
私はワンマンでバーってステージに立ってライブしてる時に、なんかもうファンの人の顔がキラッキラに輝いてて、もうそれがすっごい嬉しくて。『もっとこいつらを喜ばせたいからもっと大きくなりたい』って思いました!
ファンの人が私よりすっごい嬉しそうに笑ってくれてて、『今はシャングリラだけどもっと大きいところでライブができたら、こいつらもっと喜ぶんじゃないか?』って思ったんです。
ネットとか見てても『il pleut、シャングリラ埋まるのかな?』とか書き込みとかあったりして、正直期待されてないなって私は感じていて。でも、結果として埋まってて結果も残せて、こんなに笑顔にできたことがすごい嬉しかったから、『え?できるの??』って思われるかも知れないけど、また大きいところでやってやって、『わぁ!!!』ってさせたいって思いました。


確かに自分もギリギリに会場に入ったのですが、フロアのお客さんの数に驚きました。
それが嬉しかったし、全世界に対して『il pleutなめんなよ』って思った(笑)

招待とか、チケットが500円だったりしてそういう部分で来やすいって部分もあったと思うし、そういうので来てくれた人もいると思うんですよ。もちろんそういう人たちも大事だけど、やっぱり1人1人が『il pleutのライブに行きたいな』って思ってもらえるようなグループにしたいなって思います。

そうだね。
そういう招待で来てくれた方を呼んでくれたのって、きっと既存のファンの人なので、今の既存のファンの人たちのil pleutに対する愛情もすごく強くなってるように感じました。

もっと増やしたいね。

私といちごてはオーディションで『il pleutになります』って時もシャングリラだったんです。その時は自分のことだけで精一杯で、自分の視界だけで周りの景色とか何にも覚えてないんですよ。
だけどこの間のワンマンはどの瞬間もすごい鮮明に思い出せるぐらいしっかりみんなのことを見れたし、ファンの方がすごく楽しそうにしてくれてるとかも見えたし、後ろの方でも私たちのペンライトをすごい振ってくれてるのも、全部見えたんですよ。それもどの曲のどこで振ってるとかも思い出せるし、すごい超見てるんですよ実は。それがすごく嬉しくて。

なんか周り見る余裕ができたよね。

私もil pleutだったらもっと大きい箱埋められるかもしれないし、あ、いや、埋めるし、埋めたいし、これからも頑張りたいなって思いました。ファンの人のためにも。


その2ndワンマンでは新曲『アンサンブル』も披露されました。
めっちゃ好き!

私もめっちゃ好き。

アンサンブルは、なんか今までの曲と全然違うテイストで。普通に始まるのかなと思うとラップから始まる曲で、レコーディングとかみんなで歌うとかの前からすごい仮歌の状況からめちゃくちゃ好きで、めっちゃ聴いてたから披露するのがすごく楽しみで。で、披露した時も結構みんなちょっとビックリしてたし、『その衣装で、その歌なんだ!』みたいな感じですごい楽しかったです。

『アンサンブル』だけ唯一『雨』が歌詞の中に入ってなくて。 これからも新曲発表するんですけど、それとかには入ってるんで、本当に唯一入ってなくて。だけど、4人で『アンサンブル』を作るみたいなフォーメーションだし、曲だし、その部分で特別な曲ができた感があって私は好きです。

全員それぞれがラップするところがあるんですけど、みんな声の感じとかトーンとかが違うので、一言でラップって言っても、それぞれの表現の仕方が違ったりするのが面白いなと思ってます。

りおち(山城リオ)のラップパート難しかったよね。『バイバイは無い無いなのさ』って続けてやってためっちゃ凄かった。『そこ一気にやるんだ』って思ったし。

なんか途中で歌声みたいに喋る感じになるとこがあるんですけど、レコーディングの時に『音が切れないのでひと続きでやってください』って言われて。で、レコーディングの時は、私1人だけで歌ってるんですけど、でもライブだときついので、みんなに歌ってもらってます。

『アンサンブル』はダンスが難しくて、ギリギリに曲ができてすぐお披露目って感じで、練習したりとかみんなで合わせる時間もそんなになくて家でダンス頑張りました。できるかなって心配だった。

でも、『鼓動』の時よりゆっくりだった気がする。 『鼓動』は精一杯だったよね。

『鼓動』は今も疲れる。『鼓動』と『雨天決行』は疲れる(笑)

私は『magic number』がしんどい。

『アンサンブル』はそんなに疲れない。

でも息がしんどいからもっと慣れないといけない。

好きなとこもう1個あった。
いちご(花橋苺)とはシンメな曲が結構多いんですけど、『アンサンブル』はダンスパートがいちごと完全にシンメなんですよ。それが楽しくてすごい好き。

そう、楽しい!

あれ楽しいよね!


オレたち(水上涼菜・山城リオ)は干されました!(笑)
ダンスが追い付いてないから『2人はここで行って、ちょっと真ん中向いて』って言われて、(山城リオに)干されたね!って目で喋ってた(笑)

でも後ろにいてもカッコいいじゃん。

うるせぇんだよ!(笑)

2人(安堂瑠那・花橋苺)の背中越しに『ふーん、はいはい』ってフロア見てる(笑)

ダンスが難しかったね。

とても。

難しかった!なんか思い出せないけど(笑)
本当に記憶全部無くなっちゃう、どうしてだろう??


このインタビューの時点では東名阪ツアーが始まる前なのですが、ライブツアーってどうですか?
楽しみだけど、人が集まるんかなって。

以前名古屋遠征行った時に人が少なすぎて…。大阪では呼べるんですけど、名古屋は呼べないから名古屋は大丈夫なんだろうかって自分は心配。

大阪と名古屋の人ってノリいいじゃん。

特に名古屋がすごくノリが良い印象。

名古屋はノリ良いよね。

そういう人たちが来てil pleutを知ってもらえたら良いなって思います。曲も良いから。

でもまだツアーって実感無いよね。

わかる!

なんかこの間ワンマン終わったばっかりな気がしてるのに、ツアーが始まるって感じ。

わかるよ。気づかないうちにここまで来てしまったって感じ。


東名阪ツアー、楽しみと不安どちらが大きいですか?
楽しみ!

楽しみ!

不安…

不安。

(安堂瑠那に向かって)本当に楽しみだよね!

すごいね…。
できるのかなって。

自分たちしかいないから好きなことしていいじゃないですか、ワンマンって。

ワンマンっていうのもビックリだって。

まあね。
でも任せてもらえてるんだなっていうことが嬉しいなって。
今のil pleutならやってもいいんじゃないかなみたいなのがあって、ワンマンをやらせてもらえるのかなって。

期待されてるってことだよね!

そうそうそう。
(水上涼菜を見て)不安顔だ(笑)


不安組の水上さんと山城さんはどういうところが不安ですか?
動員が不安。

それはそう。

2ndワンマンの時ってすごい頑張って頑張って準備して、チケットを手売りしたりとかして、バーンって成功したじゃないですか。でも『雨宿り』っていう主催をやった時に全然人いなくて…。

そうだったね。

確かに。

それでステージに立った時結構ショックだったんですよ。
ワンマンのときはさっき話したようにステージ出て『うゎぁ嬉しい!』ってなったけど、人がいない時のステージってもう本当に落ち込むくらいしんどくて…。
その主催の時は何の準備もしてなかったんですね。告知とか特典とか『新しいことなんかするよ』とかも何もなくて、でも『いけるっしょ!』ってバーンってステージ出た時に全部失敗したから、ツアーはまだ何も準備ができていないから心配だなって。

今週の遠征(※編集部注:インタビューを実施した週末は大阪遠征)で頑張るしかないね。

今週の遠征で『てめぇら来週も来いよな!』って言って来てもらう…。
それが一番心配…。


東名阪ツアーと並行して、1stシングル『雨恋』のリリースイベントも始まりますね。
初めてだからよくわかってないです(笑)
でも、お店のエプロンとか着れるかもしれないですよね。それは何だか嬉しい。


水上さんは、前のグループでリリースイベント経験されていますが。
エプロンは着たかも。
でもまだコロナ禍だったから、マスクしてエプロンして入ってくるお客さんの手に「ありがとう!」ってアルコールを吹き付けるってことをした。
あ、でも後ろにお店の名前があるところで写真を撮るのはテンションあがる!

それは嬉しい!著名人の仲間入り!!

お店の裏側に入れるっというのもすごく嬉しかった。

それはあがるね。

でも、苺はいつかサンシャインの噴水広場でリリイベやりたい。

やりたいやりたい!

目指せ噴水広場!

いけるいける!

来年かな?

え、来年?

今年中に済ませる?

(笑)


リリースイベントは楽しみの方が皆さん大きいですか?
楽しみ!

うん!

観覧無料なのでいっぱい来てくれると信じてます。

ほんと、そうだよね。

今までライブが行きづらかったり、わかんないって人もお店とかだから行きやすいし、無料だからもっと若くてカワイイ女の子が来て欲しいなぁ〜。

確かに、ライブの行き方ってわからないって友だちも言ってた。

軽率に来て欲しい!

今までCDショップに行くってお客さん側だったので、好きなアイドルさんとか声優さんとかの写真やサインとかと自分の写真を撮ったりとかしたい!

わかる!

あと、自分たちのCDにPOPを書いてもらったりとか。

やってくれなかったら、うちらで書くよ!

『今後来るアイドル、il pleut!!!』って書く!

『池袋店はil pleutを応援しています!!』とか。

うちらで勝手に書くよね。

でも、CDが店頭に並ぶのって嬉しい!


実際のリリースっていつでしたっけ?
9月26日です!
無銭なのでライブを見てもらって良かったらCD買って、il pleutにハマって欲しいなって。

無銭だからといっても平等にレスは飛ばします!(笑)

そうです!


話を変えまして、il pleutの今後に向けてということでお話を聞いていきたいと思います。
1周年を迎える前にメンバー2人を卒業ということで送り出して、今は4名体制で活動しているわけですが、もし新メンバーを加えるとしたらどんなタイプの子が欲しいとかってありますか?
社交性のある人!

普通の感覚の子がいいな。

ヤバくなければ全然いいですよ。

会話ができる子がいい。

みんな同じこと言ってる(笑)

別に歌とダンスのスキルって正直問わないよね。

もちろん上手ければいいけど。

il pleutの曲が好きとか衣装が好きな子がいいよね。

私が言えた立場では無いのかも知れないですけど、普通に社会的なモラルがある子。

大事だよ。

なんか厳しいね(笑)

でも、普通のことを言ってるんだよ。



まとめると、il pleutが好きっていうのが一番で、普通の子ってことですかね。
具体的にどんな子だったら仲良くなれそうだと思いますか?
食べ物が好き!

そうだね。

みんな共通で食べ物が好きから、食べ物が好きな子がいいな。

みんなでゴハン行きたいね。

陰キャ(笑)

わかる!
あと、小学生みたいな子!!(笑)
会話のレベルが低いから。

小学生レベルの会話しかしないから(笑)

楽屋とかでもil pleutってくだらない話をずーっとしていて結構うるさいんですよ(笑)

このレベルについてこれないと結構しんどいかも。一緒にいて『こいつらうるせぇしダリィ…』って思っちゃうかもしれないから、予めアホだって知って欲しい(笑)

精神年齢が高すぎるとそう思っちゃうかもしれないから、だから一緒に遊べる子がいい(笑)

大事かも。
『il pleutの良さは仲の良さ』みたいなところがあるし。

それはそう。

ま、仲良くなかったらステージ良くならないんで。

一緒に最高の青春を過ごそうぜ!

ビジネス仲良しじゃないんで。

ビジネスじゃないもんね、人と人だよね。

だからといっては、新しく入ってきたから馴染めないんじゃないかとかはきっとない。だって、強引にご飯連れ出しますからね、こっちは!


il pleutの世界観が好きで活動したいと思うのが大前提で、楽屋で楽しくできるという方が欲しいということで理解しました。
そうだね。


何人くらい欲しいとかってありますか?
il pleutの曲的には人数少なくて、少数精鋭の方が合ってるとは思うけど、新しい風が入ってくること成長の1歩になるのでいいことだし、新メンバーが入ること自体は良いことだとは思います。


これからil pleut2周年に向けて目標とか聞かせていただけますか?
(頭を抱えて)人生が長すぎる!本当に、本当に疲れたって…。



水上さん、ファンの方は水上さん以上に疲れている方沢山いらっしゃいますよ。
だから、スゴイよ!

体力化け物!

(ファンに向けて)お前たちはスゴイな!!
ホントスゴイ、尊敬する。

平日働いて、その足でそのままライブ来る人もいるし、土日もライブ来るし。

うちらのステージだけじゃないから。

うちら2回ししてる時に、うちらの1本目のライブの前にライブ行ってて、うちらの1本目に来て、また違うライブ行って、2本目来て、そのあとまた別のライブ行くって…。
スゴイよホント、スゴイ…(しみじみ)

ま、東名阪ツアーファイナルは2ndワンマンより人を呼びたいってありますね。

今度こそシャングリラを爆発させるんだ!

1億人でしょ?

1億人にジャンプしてもらって

箱爆発でしょ?

シャングリラで飛んでもらって、今『シャングリフ』(編集部注:下北沢シャングリラの壁面の表記が『シャングリフ』と見えることを言っている)ってなっているけど、さら下にずらそうって。

(笑)
地盤を沈下させてね、そうしたら『ラ』の上の棒が出てくるからね。

えぇ、そうなんだ〜。

今2周年で何かやりたいねって言ってるので、それに向けて頑張りたいです。


なるほど。
ちょっと具体的にお聞きしますが、ライブに来た方に対して『il pleutはここが強いから』見て欲しいというところはどこだと思いますか?
やっぱ振りコピできるが曲が多いから、一緒に楽しめるかなって私は思う。

曲強いね。

確かに曲強いってよく言われるんですよ。

でも、それがコンプレックスなんです。

曲にパフォーマンスが追い付いていない。

『曲が強い』って言われる。歌が上手いじゃなくて、曲が良いって。

個々に良いところは言ってもらえるんですけど、全体として『迫力があった』とか、『歌がすごく綺麗だった』とか、ライブのパフォーマンスに関する褒め言葉が少ないから、そこが1番整えるっていう部分だなって思っていて。
大きい箱になればなるほど、ステージのバミリが3までだったのが4とか4.5とかどんどん広くなるし幅も広くなったりするから、それに伴ってどんどん精度も必要になってきて。
もちろん体力もいるしから、そういう部分で大きい箱への体力が足りないんじゃないかなって思っています。 これはメンバーみんなの共通認識だと思います。


最後になりますが、個人的に2周年に向けてブラッシュアップしたいと思う部分とかありますか?
それはもう磨かないといけないところだらけですよ、歌もダンスもですし、ビジュアルもですし。

トータル的に底上げしたい。
私は、il pleutのライブに行きたいと思ってもらえるファンの人を1人ずつでも増やしていきたいから、そう思ってもらえるようなステージになるように頑張りたいです。

自分たちの個性を殺さずに、決めるところは決められるステージが1番必要なのかなって思っていて。今、その個性がをちょうど伸ばしてるところだと勝手に思っていて。だけど、個性が今成長中だから、それを整える作業もいるのかなって思いますね。


具体的には?
私はダンスのレッスンの時は先生の踊り方とかをコピーして踊れるようにしているんですけど、実際ライブになったら自分流になっちゃうのと、テンション感で変わっちゃって。
ぴょんぴょんしてるテンションだったら、カッコイイ曲だったとしてもブリブリにももっていってしまいがちなので、そういうブレがあるところをすごく直したくて。
あとはさっきも言いましたけど何より体力ですかね。
汗めちゃくちゃかくんですよ。で、汗かいてきたらなんかぶわーって暑くなってきてどんどん体力なくなっちゃうから、そういう面でも体力も付けたいですね。

私もガチガチになんか踊って歌うと声がブレたりするんですよね。そこはやっぱり もっと体力をつけたいな。
あとはセトリによって、カワイイ曲からカッコイイ曲になったりする辺りの切り替えとかをもっとして1つ1つの曲のクオリティをもっと上げたいです。

私は歌を頑張りたい。レコーディングの時は結構かわいく歌えるけど、ライブだと結構感情まかせにその時その時で歌っちゃうから、可愛くできる時とオラオラってやる時との正解が自分の中でよくわからなくて。
CALL MY NAMEを卒業してil pleutになった時はもっとゴリゴリだったけど、最近は割と自分の中で色々変えて歌えるようにはなっているけど、まだずっとどういうのが1番いいのか分からないからずっと模索してます。
でも、2周年とかまでには確立をしたいし、結構ライブによって違いすぎるので安定してできるようになりたいなって思っています。

でも、それはその時で良くない?それがライブの良さなんだし。

そうも言ってくれるんですよ。
でも自分の中ではずっと戦っていて。どうやって自分を表現していけばいいのかが、ずっとわからなくてモヤってる。
今までは色んな感情を出しつつ、水上涼菜個人として、SNSとかパフォーマンスとか通じて自分を知ってほしい・自分を認めてほしいって思ってやってきたけど、il pleutになってからはグループが好きで、グループのことを好きなオタクもいるからそれをぶち壊すような暴れた発言をしないとか、嫌なこと言わないとか、アイドルとして生きなきゃって思うようになっちゃった。だから、パフォーマンスも正解になりたいって思うようになっちゃって、最近どうしたら良いかわからなくて、今すごい混乱しています!

でも、すいちゃんは小さな爆発の連続がアーティスティックだと思う。


山城さんはいかがですか?
私は、りおちのパフォーマンスすごい良くなったと思う。

本当にそう思う。伸びしろ山城だからね。

歌がいいんだよ〜!!

(笑)
デビューした時は歌もダンスも自信なくて、とりあえず周りの足を引っ張っちゃいけないってことだけを考えていたんですけど、最近は最初から私を見てくださってる方が『最近のりおちゃんはステージ見てても不安がないね。安心して見れるし、アイドルになってきたね』ってすごい言ってもらえて嬉しいです。
これからも頑張ります。


私も前のグループの時に自分が1番できなくて…。ダンスの先生にも鼻で笑われてたり、 自分の振りだったのになんかできないから外されたりとかもしてて。土日とかも自分でスタジオを借りてずっと練習してて。
今は普通に何のバイアスもなくステージを見てくれて、それがすごい嬉しいし。まだまだかもしれないけど、一旦及第点、1人前になれたかなって最近思ってます。


今の流れで、花橋さんは1年で自身のアイドルとしてのレベルは上がってきたと思いますか?
うーん、ちょっとずつ、まだまだですけど。
私は歌はコンプレックスで。全然上手くないからもう一生カラオケに通いつめてて。今もなんですけど、録音して聞いて納得いかなくて消してみたいなのをずっと繰り返してます。納得いったことがないです、1回も。
ライブの動画も撮ってもらって見ても全然できていない毎回反省しています。
周りの方からは「歌上手いね」って言ってくれたりするんですけど全然納得いってないし、パフォーマンスは自分が1番低いと思っています。本当に、これはガチです。
頑張ります!

il pleutは2024年8月31日(土)まで新メンバーの募集を行っている。応募資格・応募方法などは下記の通り。
応募資格
・16歳〜25歳の心身共に健康な女性
・活動開始予定時点(2024年10月以降)特定のプロダクション、レーベルなどに所属していない方
・都内を中心に活動の可能な方(現在地方在住でも可)
応募方法
・il pleut新メンバーオーディション公式LINE(LINE ID:@173fdplw)を登録

il pleut オフィシャルWebサイト:https://tambourine.co.jp/ilpleut/
il pleut 公式Xアカウント:@ilpleut_idol
安堂瑠那 Xアカウント:@Luna_ilpleut
花橋苺 Xアカウント:@Ichigo_ilpleut
山城リオ Xアカウント:@Rio_ilpleut
水上涼菜 Xアカウント:@Suzuna_ilpleut
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